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レアル、8シーズン連続のリーガ戦100ゴールを達成、しかし優勝回数は…

2017.05.15

今シーズンリーグ戦100ゴールを達成したレアル・マドリード [写真]=Getty Images

 14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節で、レアル・マドリードはセビージャと対戦し、4-1で勝利。公式戦の連続得点試合を「62」に更新するとともに、リーグ戦の得点数を8シーズンで「100」の大台に乗せた。14日付のスペイン紙『アス』が報じている。

 レアル・マドリードは、スペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの先制点を皮切りに大量4ゴールをマーク。ドイツ代表MFトニ・クロースが84分に記録したこの日4点目となるゴールによって、今シーズンのリーグ戦得点数は「100」に到達した。

 同紙によると、レアル・マドリードの100ゴール達成は、8シーズン連続のことになるという。最後に100ゴール未満に終わったのは、ラモン・カルデロン会長時代の2008-09シーズンまでさかのぼる。ベルント・シュスターとフアンデ・ラモスの2人が監督を務めた同シーズンは、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが22ゴール、元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏が18ゴールを記録したものの、チーム総得点は「83」にとどまっていた。

 しかし、2009年夏にフロレンティーノ・ペレス氏が3年ぶりの会長復帰を果たすと、“銀河系”路線が復活。同夏の移籍市場でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやフランス代表FWカリム・ベンゼマを獲得したレアル・マドリードは、2009-10シーズンの得点数を「102」とし、1989-90シーズン以来となる3桁得点を達成した。以来、ジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティ、ラファエル・ベニテス、ジネディーヌ・ジダンと監督が変わっても、爆発的な攻撃力は衰えることなく、今シーズンも節目の記録に到達している。

 ただし、100ゴールを達成した過去7シーズンで、レアル・マドリードが優勝を飾ったのは、リーガ・エスパニョーラ歴代最多となる121ゴールを記録した2011-12シーズンの一度だけ。残り2試合で優勝条件とされる勝ち点「4」を積み重ね、5シーズンぶりの栄冠を手にすることはできるのか注目される。

レアル・マドリードの最近9シーズンの得点数と最終成績(リーグ戦)
2008‐09シーズン:83ゴール/2位
2009‐10シーズン:102ゴール/2位
2010‐11シーズン:102ゴール/2位
2011‐12シーズン:121ゴール(リーグ記録)/優勝
2012‐13シーズン:103ゴール/2位
2013‐14シーズン:104ゴール/3位
2014‐15シーズン:118ゴール/2位
2015‐16シーズン:110ゴール/2位
2016‐17シーズン:100ゴール/?

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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