アラベスでプレーするテオ・エルナンデス [写真]=Getty Images
レアル・マドリードへの移籍が取り沙汰されているアラベスのU-20フランス代表DFテオ・エルナンデスが、その噂を裏付けるような行為をしたとして話題になっている。13日付のスペイン紙『マルカ』が報じた。
現在19歳のテオ・エルナンデスは、アトレティコ・マドリードの下部組織出身。今シーズン、レンタル先のアラベスで1部デビューを果たすと、ここまでリーグ戦26試合に出場するなど主力の1人として活躍している。
成長著しい同選手について4日付の『マルカ』は、左サイドバックの補強を目論んでいるレアル・マドリードが本人と口頭で移籍に合意していると報道。アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードはライバル関係にあり、両クラブの間では選手取引をしないという“紳士協定”が存在しているとされるが、“禁断の移籍”が実現する可能性が浮上していた。
そんな中、テオ・エルナンデスは12日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでホームのバイエルンに2-1で勝利したレアル・マドリードを“祝福”していたことが判明。スペイン代表FWアルバロ・モラタが、試合後にドレッシングルームで喜ぶ選手たちの姿を収めた写真を自身のインスタグラムにアップすると、同選手はその投稿に「いいね!」をしたという。その後まもなく「いいね!」は取り消されたが、『マルカ』は「先日の我々の報道に対する重大な行為だ」と主張している。
果たして、テオ・エルナンデスは噂どおりにレアル・マドリードへ移籍することになるのか。今後の動向が注目される。
(記事/Footmedia)
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