マラガ戦で退場処分を受けたネイマール [写真]=Getty Images
バルセロナのブラジル代表FWネイマールが、23日に開催されるリーガ・エスパニョーラ第33節レアル・マドリード戦に出場できないおそれが出てきた。大手メディア「ESPN」が8日付で伝えている。
ネイマールは、8日に行われた第31節マラガ戦で64分にこの日2枚目のイエローカードを提示され、退場処分に。これにより、15日の第32節レアル・ソシエダ戦の出場停止が決まったが、さらに第33節のレアル・マドリード戦まで出場停止となるおそれがあるという。
同メディアによると、同選手は退場処分を受けてトンネルをくぐる際、第4審判に向けて拍手を送るという行為に及んだ。これが審判への侮辱行為とみなされ、さらなる処分が科されるかもしれないようだ。同メディアは、今回と似た事例として2012年のバレンシアMFソフィアン・フェグリ(現・ウェストハム)のケースを紹介。同選手は退場を宣告された際に審判へ皮肉の意を込めた拍手を送り、その後3試合の出場停止処分を下されている。
バルセロナはマラガ戦を0-2で落とし、これで1試合消化の少ない首位レアル・マドリードとの勝ち点差が3に開いてしまった。逆転でのリーグ制覇に向けて、レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”は何としても勝利したいバルセロナだが、ネイマールが欠場となれば大きな戦力ダウンとなる。
By サッカーキング編集部
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