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がんと闘う全ての子供たちへ…メッシがセビージャ戦で見せたゴールパフォーマンスの意味

2017.04.07

メッシはセビージャ戦のゴール後に頬に2本線を引く仕草を見せた [写真]=FC Barcelona

 4月5日、リーガ第30節、バルセロナ対セビージャの試合が行われ、3―0でバルセロナが勝利した。

 リオネル・メッシは、前半28分にチーム2点目のゴールを決めた後、頬に2本の線を描く仕草を見せた。この仕草は古代の戦士が戦闘メイクをつけた様子をイメージして行ったもので、がんと闘う全ての子供たちに「気持ちをともにしている」というメッセージを込めて行ったもの。子どもを大切にするメッシの人柄が見えた一場面だ。

 2017年2月に始まった「勇気あるものたちのために#Paralosvalientes」というキャンペーン。

「がん患者の子供たちのために、バルセロナにヨーロッパ一の病院を建設しよう」という企画で、メッシはこのキャンペーンの大使役を担っている。

 メッシはできるだけたくさんの人にキャンペーンを知ってもらい、賛同してもらうため、実際にがんと闘う子供たちのグループと一緒に広報活動を続けている。

 今回、建設予定の病院は、国籍にとらわれることなく子供たちを受け入れる病院として、バルセロナサント・ジョアン・デ・デウ病院、メッシ基金、バルセロナ基金、IESE商業学校の4つの団体によって計画が進められている。

(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版

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