直近の数試合でスタメンを外れているバルセロナのJ・アルバ [写真]=Getty Images
スペイン代表は24日、2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選でイスラエル代表と対戦する。スペイン代表に招集されているバルセロナDFジョルディ・アルバが、クラブでの現状についてコメントした。21日付けのスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
バルセロナは2月26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節のアトレティコ・マドリード戦以降、システムを変更。それまでの「4-3-3」から、より攻撃的な「3-4-3」が採用されている。この戦術変更のあおりを受けたのが、左サイドバックを主戦場とするJ・アルバだった。同選手はアトレティコ・マドリード戦のみならず、9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントのパリ・サンジェルマン戦や19日に行われた第28節バレンシア戦でも出場機会がなく、ベンチで過ごす時間が増えている。
この日が28歳の誕生日だったJ・アルバは、「自分が望んでいるような出場機会を得られていないのは確かだ」とコメント。出番が少なくなっている現状に満足していないことを認めた。ただし「僕は3バックでもプレーできる」と新システムへの適応に自信をのぞかせ、「自分の仕事に全力を注ぐし、出場機会が与えられた時は、これまでと同じようにそのチャンスを生かすつもりだ」と、前向きな姿勢を示している。
一方、クラブで出場機会が減少するなか、スペイン代表に招集されたことについては、「ロペテギから100パーセントの信頼が得られているというのは、僕にとって大きな力になる。バルサで臨むような出番を与えられていない中では、嬉しいことだね」と語り、フレン・ロペテギ監督への感謝を示した。
スペイン代表は24日にイスラエルと対戦した後、28日にはフランス代表と親善試合を行う。
(記事/Footmedia)
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