同点ゴールを決めたC・ロナウド(中央)。マルセロ(左)とのパフォーマンスで得点を喜んだ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第27節が12日に行われ、レアル・マドリードとベティスが対戦した。
1試合未消化分を残しながら暫定2位につけるレアル・マドリード。今節は勝ち点1差でトップに立つバルセロナが敗れたため、首位奪還のチャンスとなった。先発メンバーには、クリスティアーノ・ロナウド、アルバロ・モラタ、ハメス・ロドリゲス、イスコらが名を連ね、カリム・ベンゼマはベンチスタート。ギャレス・ベイルは出場停止処分によりメンバー外となった。
試合はホームのレアル・マドリードが主導権を握ったが、先制したのはベティスだった。25分、左サイドのリザ・ドゥルミシがグラウンダーのクロスを入れると、エリア内中央へ走り込んだアントニオ・サナブリアが右足ダイレクトシュート。GKケイロル・ナバスは反応したものの、キャッチし切れず、ボールはゴールに吸い込まれた。記録ではGKナバスのオウンゴールで、ベティスに先制を許した。
だが、レアル・マドリードは41分に追いつく。左サイドのマルセロが精確なクロスを供給。中央でフリーとなったC・ロナウドがヘディンシュグシュートをゴール右隅に突き刺し、同点とした。前半は1-1で折り返す。
膠着状態が続いた後半は、77分にベティスのクリスティアーノ・ピッチーニがこの日2枚目のイエローカードで退場。数的有利となったレアル・マドリードはイスコを下げて、マルコ・アセンシオを投入した。
81分、レアル・マドリードがついに逆転に成功する。右CKでトニ・クロースからのクロスに、中央のセルヒオ・ラモスがヘディンシュグシュートを叩き込んだ。後半アディショナルタイムにはGKナバスの好セーブで同点のピンチを凌ぎ、試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードが2-1で逆転勝利を収め、首位に返り咲いた。
レアル・マドリードは次節、18日にアウェイでアスレティック・ビルバオと対戦。ベティスは同日にオサスナをホームに迎える。
【得点者】
0-1 25分 オウンゴール(ケイロル・ナバス)(ベティス)
1-1 41分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
2-1 81分 セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
By サッカーキング編集部
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