国王杯準決勝で退場処分を受けたバルセロナFWスアレス [写真]=NurPhoto via Getty Images
スペインサッカー連盟(RFEF)は9日、バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスにコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)2試合出場停止処分を科すことを発表した。
スアレスは7日に行われたコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦に先発出場。試合終了間際の90分に2枚目のイエローカードを提示され、退場処分を受けていた。試合後、同選手は審判の判定に不服を示し、「笑ってしまったよ」とコメントしていた。
RFEFはスアレスの2枚目の警告のシーンについて、「腕でスペイン代表MFコケの進行を妨げていた」と説明。また、退場処分を受けた後、同選手が審判の繰り返しの誘導に応じず、ドレッシングルームへ帰ろうとしなかったとして、2試合の出場提示処分を科した。これにより、5月27日に行われるアラベスとの決勝戦、来シーズンのコパ・デル・レイ初戦に出場できないこととなった。
一方で、バルセロナはスアレスの出場停止処分に関して異議申し立てをすることを表明。また、同試合で警告を受けていたスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツへの判定についても取り消しを求めるとしている。