スイス調査機関がリーガの優勝予測を発表 [写真]=Getty Images
スイスに拠点を持つサッカー関連調査機関「CIESフットボール・オブザーバトリー」が、リーガ・エスパニョーラの今シーズンの最終順位を予測した結果を発表した。7日付のスペイン紙『アス』が伝えている。
同機関によると、今シーズンのリーガ・エスパニョーラを制するのは、現在2試合未消化ながら勝ち点「46」で首位に立っているレアル・マドリードだという。ジネディーヌ・ジダン監督が率いる同クラブは、残り19試合のうち5、6試合で勝利を逃す可能性があるものの、勝ち点を「90」まで伸ばして5シーズンぶりにリーガ王者に輝くと予測されている。
一方、3連覇を狙う2位バルセロナは、首位レアル・マドリードを1ポイント差で追いかけているものの、逆転での優勝は叶わない見込み。同クラブはレアル・マドリードに4ポイント届かず、2位でシーズンを終えるという。
レアル・マドリードとバルセロナの2強に次ぐ3位でシーズンを終えると予測されているのは、セビージャだ。ホルヘ・サンパオリ監督の就任1年目で快進撃を続ける同クラブは、現在も2位バルセロナと勝ち点差「2」の3位につけている。しかし同機関の予測では、シーズン終盤にかけて失速。3位を維持しながらも、バルセロナとの勝ち点差は15ポイントまで開くと見込まれている。
なお、チャンピオンズリーグ出場権の最後の1枠を勝ち取るのは、現在4位のアトレティコ・マドリードと予測されている。また、ヨーロッパリーグの出場権は現在5位のレアル・ソシエダと現6位のビジャレアルの2クラブが獲得するという。一方、2部降格クラブとして挙げられているのは、スポルティング・ヒホン、グラナダ、オサスナの3つ。いずれも現時点で、降格圏に沈んでいる。
結局のところ、大きな順位変動のないままシーズンが終わると予測されているが、果たして予想外のサプライズは生まれるだろうか。
(記事/Footmedia)
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