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清武の退団でEU圏外選手枠が空いたセビージャ、新戦力W・モントーヤが晴れて加入へ

ロサリオ・セントラルからセビージャへ移籍したワルテル・モントーヤ [写真]=LatinContent/Getty Images

 セビージャに所属していた日本代表MF清武弘嗣が、わずか半年でリーガ・エスパニョーラでの挑戦を終えることになった。セビージャおよびセレッソ大阪は2月1日、清武の完全移籍で合意に達したことを発表した。2012年7月にニュルンベルクに移籍するまでC大阪でプレーしていた清武にとっては、4年半振りの古巣復帰となる。

 昨年7月にハノーファーからセビージャに4年契約で加入した清武だが、積極的に補強を進めたクラブは、さらにヘタフェからスペイン人MFパブロ・サラビア、サンプドリアからアルゼンチン人MFホアキン・コレア、サンパウロからブラジル代表MFガンソ、パレルモからイタリア代表MFフランコ・バスケスと、次々と攻撃的な中盤の選手を獲得。スペイン代表MFビトーロがレギュラーに君臨する2列目のポジション争いは、熾烈を極めることとなった。

 それでも、自身が入団した後に就任したホルヘ・サンパオリ監督の信頼を掴んだ清武は、UEFAスーパーカップのレアル・マドリード戦やスーペル・コパ・デ・エスパーニャのファーストレグ、バルセロナ戦に続き、リーガ・エスパニョーラでも開幕から2試合連続でスタメン入りするなど、シーズン序盤はコンスタントに出場機会を得ていた。

 ところが、夏の移籍市場最終日にマンチェスター・Cからのレンタルで元フランス代表MFサミル・ナスリが加入したのを機に状況は一変。早々に新天地にフィットしたナスリがビトーロとともに攻撃の要となり、バスケスもレギュラーの座を掴んだうえ、サンパオリ監督は交代要員としても個の力で状況を打開できるサラビアやコレアを重用。この結果、清武のチーム内における存在は完全に薄れてしまった。

 そして、冬の移籍市場でも積極的に補強を進めたセビージャは、ロサリオ・セントラルからアルゼンチン人MFワルテル・モントーヤを獲得。これによりEU圏外選手枠が定員オーバーとなったクラブは、不動のレギュラーであるブラジル人DFマリアーノ・フェレイラは外せないため、清武もしくはガンソの放出を検討していた。そして、清武のC大阪移籍が決定したことにより、モントーヤは再レンタルという形でロサリオ・セントラルでプレーを続けるという選択肢を考える必要がなくなり、予定通り晴れてセビージャに加入する運びとなった。

文=北村敦

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