試合開始から2分でセビージャは数的不利となった [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第20節が29日に行われ、エスパニョールと日本代表MF清武弘嗣所属のセビージャが対戦した。
前節、オサスナとの打ち合いを4-3で制し、リーグ戦の連勝を「5」へ伸ばしたセビージャ。前節終了時点で、1試合未消化のレアル・マドリードを勝ち点1ポイント差で追う2位につけている。9位エスパニョールとの一戦にはイタリア代表MFフランコ・バスケスや、元フランス代表MFサミル・ナスリらをスタメン起用。清武はベンチ外となった。
試合開始からわずか2分、ニコラス・パレハがパブロ・ピアッティをエリア内で後ろから押し倒し、PKを献上。パレハにはレッドカードが提示され、セビージャは数的不利となった。このビッグチャンスでキッカーを務めたホセ・アントニオ・レジェスが落ち着いてゴール右下に沈め、エスパニョールが先制に成功する。
20分、セビージャが同点に追いつく。ディフェンスラインの裏へ抜け出したナスリがバスケスのスルーパスに反応すると、GKディエゴ・ロペスをエリア右へひきつけて横パス。これを受けたステヴァン・ヨヴェティッチが無人のゴールに蹴りこみ、ネットを揺らした。
勢いに乗るセビージャは37分、左サイドからナスリが中央へカットインして右足でミドルシュート。しかしボールはD・ロペスの正面に飛び、得点には至らなかった。
すると前半アディショナルタイム2分、エスパニョールは左サイドでFKを獲得すると、クロスボールをマルク・ナバーロがヘディングシュート。ボールはゴール左隅に吸い込まれ、勝ち越しゴールとなった。セビージャはリードを許して前半を終える。
後半に入って68分、セビージャはCKからクレマン・ラングレがヘディングシュート。しかしD・ロペスが落ち着いてボールをキャッチした。
すると直後の71分、エスパニョールのジェラール・モレノが右サイドのクロスに反応。ダイビングヘッドで合わせ、ゴール右下へボールを突き刺した。エスパニョールが2点差とする。
2点を追うセビージャは最後まで数的不利の中ゴールを目指すが、エスパニョールのブロックを崩すことができず。3-1でタイムアップを迎え、エスパニョールが勝利した。セビージャのリーグ戦における連勝は「5」でストップしている。
次節、エスパニョールは2月4日に敵地でマラガと、セビージャは同5日にホームでビジャレアルと対戦する。
【得点者】
1-0 4分 ホセ・アントニオ・レジェス(PK)(エスパニョール)
1-1 20分 ステヴァン・ヨヴェティッチ(セビージャ)
2-1 45+2分 マルク・ナバーロ(エスパニョール)
3-1 71分 ジェラール・モレノ(エスパニョール)
By サッカーキング編集部
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