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バイエルン指揮官、古巣レアルは「全世界の人々のもの」…ジダンやC・ロナを称賛

2016.12.15

2年に渡ってレアルを率いていたアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images

 バイエルンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、古巣であるレアル・マドリードや愛弟子のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。同監督はスペイン紙『アス』のインタビューに応じている。

 2013年夏から2シーズンにわたってレアル・マドリードの指揮官を務めたアンチェロッティ監督。就任1年目でクラブ通算10度目のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を達成すると、2014年12月にモロッコで開催されたFIFAクラブワールドカップでもチームを優勝に導いた。

 同監督は、レアル・マドリードで監督を務めたことについて「かけがえのない経験だった」と回答。理由については、「レアル・マドリードは世界中に知れ渡るほどの歴史を積み上げてきており、マドリディスタのためだけにあるクラブではなく、全世界の人々のものである。監督なら誰でも一度は率いてみたいと思うクラブだし、私はそれをやり遂げることができた。とても幸せなことだね」と説明した。

 また、C・ロナウドについて質問が及ぶと、「間違いなく最も重要な選手の一人だ」とコメント。「彼は非常に献身的で、真のプロフェッショナルだ。私がクラブを退団した時、公の場で私を支持してくれたが、最も助けられたのはトレーニングに臨む姿勢だ。常にチームメイトの良い手本となっていた」と、チームの大黒柱となっていた同選手を絶賛した。また、12日に通算4度目のバロンドールを受賞したことについても「妥当な結果だった」とし、「今後数年以内にもう一度、バロンドールを取る可能性は十分にある」とエールを贈った。

 さたにアンチェロッティ監督は、もう1人の愛弟子であり、連続無敗のクラブ新記録(35試合)を樹立したジネディーヌ・ジダン監督についても言及。「以前から、良い監督になると思っていた。唯一不足していたのは経験だが、それは日々積み重ねていくものだ。彼は知識、カリスマ性、素晴らしい人格といった監督に必要なもの全てを備えている。経験は最も大事な要素ではない」と語り、フランス人指揮官の手腕に太鼓判を押した。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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