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目指すは鹿島が待つ決勝…カゼミーロ「レアルは勝利が義務付けられている」

2016.12.15

クラブW杯準決勝の前日会見に出席したレアルMFカゼミーロ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 レアル・マドリードに所属するブラジル代表MFカゼミーロが14日、FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準決勝の前日会見に出席した。

 昨シーズンに11度目のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を果たし、欧州王者としてクラブW杯に参戦するレアル・マドリード。初戦となる準決勝は、15日に横浜国際総合競技場で北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)と対戦する。

 カゼミーロは「我々にとって大事な試合。レアル・マドリードは勝利が義務付けられている」と闘志を燃やしているが、その一方で「レアル・マドリードのユニフォームを着ているわけだから、自分のプレーをしたい。そして試合に集中したい。我々はプレースタイルを変えるつもりはない。いつも通りプレーするだけ」と冷静さも忘れていない。

 レアル・マドリードは現在クラブ新記録の公式戦35戦無敗を維持し、2016年はここまで公式戦わずか2敗のみ。「今年はいい成績でずっときたし、何も変える必要はない。とにかく自分たちのサッカーをしたいと思っている」と続け、「我々は勝つ必要があるから、頑張りたい。今大会は1年を締めくくる、いい大会にしたい」と大会制覇に向けて意気込んだ。

 また、今大会で導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)については、「選手は試合に集中しているし、自分たちのプレーをするだけ。素晴らしい試合を見せたい。ビデオ判定は関係ないよ」とプレーへの影響はないと断言した。

 なお、同会見後に行われたもう1つの準決勝では、開催国代表の鹿島アントラーズが南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3-0で破って決勝に進出。レアル・マドリードはクラブ杯優勝に向けて、まずは初戦を突破し、鹿島の待つ決勝を目指す。

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