2016.12.12

S・ラモスの劇的弾に沈んだデポル指揮官「対策は嫌になる程やってきたのに…」

デポルティーボ
セルヒオ・ラモスの劇的弾に沈んだデポルティーボ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードがFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016前の最後の一戦で劇的な大逆転勝利を収め、公式戦35試合無敗のクラブ新記録を樹立したリーガ・エスパニョーラ第15節。逆に敵地サンティアゴ・ベルナベウで大金星を逃したデポルティーボのガイスカ・ガリターノ監督が、正直な胸の内を吐き出した。

 ガリターノ監督はまず、63分および65分の連続得点により一時は2-1と逆転したものの、逆に84分および92分の連続失点により2-3で敗れた試合を、「本当に腹立たしい」と怒りを込めて振り返った。

「我々は素晴らしい戦いをしたにも係らず、手中に収めていた勝利が逃げて行ってしまった。努力が何の意味ももたなかった。だが、それでも前を向いて進んで行かなければならない」

 この試合では、レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、敵地カンプ・ノウでバルセロナとドローに持ち込んだ起死回生の同点弾に続き、後半アディショナルタイムにまたしても劇的なゴールを叩き込んだ。ガリターノ監督は、セットプレーでの強烈なヘディングは入念にケアしていたにもかかわらず、それを打ち破った相手の主将に脱帽した。

「セットプレーでのS・ラモス対策は嫌になる程やってきたのだが、残念なことに決められてしまった。CKについても、何度もビデオでチェックして話をした。しかし、あのような偉大な選手は本当に上手くマークを外してしまう」

 その一方で、サンティアゴ・ベルナベウではレアル・マドリードに対するあからさまに有利なジャッジがあるとの持論を述べたガリターノ監督は、審判が5分間ものアディショナルタイムを取ったことを残念がった。

「試合終盤、それまで殆ど時間のロスはなかったにも係らず5分も追加され、彼らは一気にパワーを増した。ベルナベウではアディショナルタイムは他のスタジアムよりも長くなる。そう、レアル・マドリードがゴールを決めるまで、タイムアップの笛は吹かれないのだ」

 ガリターノ監督が嘆けば嘆く程、クラブの伝統である試合終盤の勝負強さが際立つレアル・マドリード。今後はバルセロナが昨シーズン打ち立てたスペインのクラブによる歴代最長記録である公式戦39試合無敗に挑むことになるが、逆にこの快進撃をどこが止めるのかにも一層の注目が集まること請け合いだ。

文=北村敦

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