デポルティーボ戦で指揮を執ったジダン監督 [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第15節が10日に行われ、レアル・マドリードはデポルティーボと対戦し、3-2で勝利した。試合後、同クラブのジネディーヌ・ジダン監督がコメントを残している。10日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
後半立ち上がりに先制点を奪いながら、デポルティーボのスペイン人FWホセルに2失点を献上し逆転を許したレアル・マドリード。それでも84分、ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスのヘディングシュートで同点に追いつくと、迎えた後半アディショナルタイム1分、CKからスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがゴールを挙げて逆転に成功した。
結局、このまま3-2で勝利したレアル・マドリードは公式戦の無敗記録を「35」へ伸ばし、クラブ新記録を樹立。FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016に向けても弾みのつく白星となった。
同紙によるとジダン監督は、「今日、我々はとても苦しんだ。クレイジーな試合だったが、私は満足している。本当に選手へ感謝したい。私たちを助けたファンにも感謝したい」と勝利を喜んだ。
この試合では、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、フランス人FWカリム・ベンゼマらをメンバー外としたジダン監督。代わりにスペイン代表FWルーカス・バスケスや、得点を決めたマリアーノらを出場させたが、同指揮官は、「彼らはその役割を果たし、誰もが良いゲームをした」と満足感を示している。
また、リーグ第14節のバルセロナ戦に続いて試合終了間際に得点を決めたS・ラモスについては、「彼はいつも、最後の瞬間に影響を与えことができる人だ」とコメントを残している。
レアル・マドリードの2016年リーグ戦はデポルティーボ戦で終了。同クラブは15日にFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016の準決勝で、北中米カリブ海王者のクラブ・アメリカとアジア王者の全北現代の勝者と対戦する予定だ。
By サッカーキング編集部
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