トップチームデビュー戦でゴールを決めたMFアレーニャ [写真]=Getty Images
30日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦ファーストレグ、バルセロナはアウェーで3部のエルクレスと1-1のドローに終わった。
この試合では故障から回復したフランス代表DFサミュエル・ユムティティを起用した以外、全主力選手を休ませたバルセロナは、52分にエルクレスに先制されてしまう。だが、直後の57分にこの日がトップチームのデビューとなったMFカルレス・アレーニャがゴールを決め、何とか同点に持ち込んで試合を終えた。
3日後に迫ったレアル・マドリードとの伝統の一戦“クラシコ”を前に、格下相手に黒星を喫するという大惨劇からチームを救ったアレーニャは、試合後のインタビューで喜びを爆発させた。
「今日は人生で最も幸せな日の1つだ。夢見ていたようなデビューだった。この日が来ることを待ち焦がれていたが、デビュー戦でゴールを決められるとは思ってもいなかった。『落ち着いて普段通りにプレーすればいい』と声を掛けてくれた先輩たちや信頼して起用してくれたルイス・エンリケ監督には本当に感謝している」
また、「僕がお手本にしているのはアンドレス・イニエスタ。もう1人のアイドルは小さい時に憧れていたデコだ」と語る18歳は、今後の継続的なトップチーム入りにも期待を寄せた。
「個人的には中盤でプレーするのが好きだが、そこまでポジションにはこだわっていない。トップチームで試合に出られるならGKだって構わないよ。これだけレベルの高い選手たちに囲まれると、全てがより簡単にプレーできるね」
By サッカーキング編集部
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