リーグ戦9試合無敗のビジャレアルに逆転勝利を収めたエイバル [写真]=Getty Images
30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節、MF乾貴士所属のエイバルはホームでビジャレアルに2－1で逆転勝利を収めた。なお、2節連続でスタメン入りした乾は、試合終了直前の90分までプレーした。
この試合、前半終了間際の41分にPKで先制されたエイバルは、後半に入り一段と攻勢を強めたものの、なかなかゴールが奪えない。だが、80分にセットプレーの二次攻撃からスペイン人DFイバン・ラミスが同点弾を決めると、87分にはカウンターから同MFペドロ・レオンが逆転弾を叩き込み、試合終盤の連続ゴールにより白星をもぎ取った。
この結果、ビジャレアルに今シーズンのリーグ戦で初黒星を付けたエイバル。ホセ・ルイス・メンディリバル監督は、「我々の仕事振りは素晴らしかった。勝利はいつだって嬉しいが、逆転ともなれば尚更だ」と喜びを表しながら、チームにとって大きな意味を持つ一戦だったとの見解を示した。
「この結果はチームに自信をもたらしてくれる。我々は相手がどこであろうとも倒すことができる。もちろん、そのためには自分達のプレーをすることが前提となるが、チームにはスタイルを貫き続けるために必要な選手が揃っている」
一方、無敗街道を止められたビジャレアルのフラン・エスクリバ監督は、敗戦を悔しがりながらも今後の戦いに頭を切り替えた。
「今日は我々の日ではなかった。これも長いシーズンの一部分として受け入れなければならない。黒星はいずれやって来るものだと分かっていたが、これが今シーズン最後であることを願っているよ。こういう時は、次の試合で白星を収められるよう集中して行くことが重要だ」
By WOWOW