アトレティコを破ってガッツポーズのセビージャDFパレハ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第9節が20日に行われ、日本代表MF清武弘嗣のセビージャとアトレティコ・マドリードが対戦した。清武はベンチ外で、公式戦7試合連続で出番なしとなった。
首位に立つアトレティコ・マドリードをホームに迎えたセビージャは、サミル・ナスリやスティーヴン・エンゾンジ、フランコ・バスケスらが先発出場。一方、無敗をキープしているアトレティコ・マドリードは、フィリペ・ルイスやフアンフラン、コケ、アントワーヌ・グリーズマンらが先発メンバーに名を連ねた。
セビージャは14分、左サイドからナスリが上げたクロスにエンゾンジが反応。打点の高いヘディングシュートを放ったが、GKヤン・オブラクの正面を突いた。16分にはアトレティコ・マドリードが反撃。グリーズマンのスルーパスに反応したケヴィン・ガメイロがペナルティーエリア左側に入って左足シュートを放ったものの、GKセルヒオ・リコが阻んだ。
アトレティコ・マドリードは39分にもアンヘル・コレアがペナルティーエリア右側でパスを受け、決定機を迎えたものの、右足シュートは枠の右へ。前半は0-0で終了した。
後半立ち上がり、決定機を迎えたのはセビージャだった。49分、ナスリがペナルティーエリア手前でボールを持つと、鋭い切り返しで2人のマークを剥がす。シュートコースを見出したナスリは右足を一閃。グラウンダーのシュートが枠を捉えたが、左ポストを直撃して先制ゴールとはならなかった。
セビージャは52分にも決定機。右サイドからのクロスに反応したビトーロがダイレクトで合わせたものの、GKオブラクのファインセーブに阻まれ、均衡を破ることができない。
それでも73分、勝利を決めるゴールはセビージャのものだった。エンゾンジが3列目からの攻撃参加でスルーパスを受け、最終ラインの背後へ。ドリブルで敵陣を縦へ突破し、ペナルティーエリアに入って右足シュートを決めた。
試合は1-0で終了。セビージャがエンゾンジの決勝ゴールで勝利を収め、勝ち点を「19」に伸ばして2位に浮上した。一方、アトレティコ・マドリードは今シーズン初黒星。勝ち点「18」で5位に転落している。
セビージャの次節は29日、スポルティング・ヒホンとアウェーで対戦。アトレティコ・マドリードは同日、マラガをホームに迎える。
【スコア】
セビージャ 1-0 アトレティコ・マドリード
【得点者】
1-0 73分 スティーヴン・エンゾンジ(セビージャ)
By サッカーキング編集部
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