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バルセロナMFラフィーニャ、リオ五輪での苦悩やネイマールとの関係について語る

2016.10.21

ネイマール(右)と喜び合うラフィーニャ(左) [写真]=Corbis/Getty Images

 バルセロナに所属するブラジル代表MFラフィーニャが、リオデジャネイロ・オリンピックでの苦悩や同僚のブラジル代表FWネイマールとの関係性について言及した。19日付のブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 同メディアの独占インタビューに応じたラフィーニャは、今夏、ブラジル代表の一員としてリオ五輪に出場し、同国史上初の金メダル獲得に貢献した。その当時の状況について聞かれると、「金メダルを獲得できたことは、キャリアのなかで最高の瞬間だった」とコメント。しかし自身のプレーに関しては、「本当にひどい出来だった。足首や太ももに痛みを抱えていて、正直なところ、チームに貢献できる状態ではなかった」と、苦悩を抱えながらプレーしていたことを明かした。

 それでも、ドイツ代表との決勝戦ではPK戦のキッカーを担当。これを見事に成功させて母国開催の五輪で優勝を決めたことについては、「(大会中は)僕自身の状態は本当に良くなかったが、金メダルのことだけを考えていた。神様のおかげだ」と振り返った。

 またラフィーニャは、リーガ・エスパニョーラ第4節レガネス戦で、ネイマールとピッチ上で口論したことについても言及。試合直後には不仲説もささやかれたが、「些細なことだよ。テレビで見ていた人たちには口論していたように見えたかもしれないが、僕たちは本気じゃなかった。冗談半分だった」と説明し、リオ五輪優勝の喜びを分かち合った同胞との関係に問題がないことをアピールしている。

 ラフィーニャは現在、バルセロナで激しいポジション争いを繰り広げているが、「ベンチに座るために、ここでトレーニングしているわけではない。バルセロナでスタメンを獲得することが今一番の目標だ」と語り、レギュラー奪取への意気込みを示した。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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