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バルサのマスチェラーノ、19年までの新契約にサイン 違約金は約114億円

2016.10.18

バルサとの新契約にサインをしたマスチェラーノ [写真]=Getty Images

 バルセロナは17日、アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノとの新契約を締結したと発表した。同選手はクラブオフィスでサインを行った。

 バルセロナは13日、マスチェラーノとの契約を2019年6月30日まで延長すると発表。新契約へのサインを17日に行うと伝えており、予定どおり契約締結が完了した。

 新契約の内容については発表されていないものの、より良い条件への見直しが行われたと見られている。17日付のスペイン紙『アス』は、マスチェラーノの契約破棄金(違約金)が1億ユーロ(約114億2000万円)に設定されていると報じた。

 契約延長にあたってマスチェラーノは「バルサは自分が最も長い時間を過ごしたクラブだ。そのことを誇りに思っているよ。常に競争力を持っていて、要求度が高い。このようなチームでプレーするのは簡単なことではないよ」とコメントしている。

 マスチェラーノは1984年生まれの32歳。2010年夏にリヴァプールからバルセロナに移籍した。昨シーズンはリーガ・エスパニョーラ32試合に出場し、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)との二冠獲得に貢献。今シーズンはリーガ・エスパニョーラ第8節終了時点で5試合に出場している。9月17日の第4節レガネス戦でバルセロナ加入以来174試合ノーゴールとなり、クラブのリーグ戦連続無得点記録を更新。10月17日時点で“珍記録”を「176」に伸ばしている。

 マスチェラーノは今夏の移籍市場でユヴェントスへ移籍する可能性を取り沙汰されていたが、バルセロナ残留が決定。プロスポーツ部門でディレクターを務めるアルベルト・ソレル氏は7月27日、契約延長で合意したと明かしていた。

 バルセロナ加入後、公式戦通算290試合に出場しているマスチェラーノ。同クラブで17タイトルを獲得し、現在は第4キャプテンを務めている。

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