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清武、新天地セビージャでの苦悩を吐露「少しマイナス思考になる」

2016.10.02

チャンピオンズリーグのユヴェントス戦で出場機会が無かった清武 [写真]=Getty Images

 セビージャに所属する日本代表MF清武弘嗣が10月1日に自身の公式ブログを更新した。

 今夏セビージャに加入した清武は、8月のリーガ・エスパニョーラ第1節で1ゴール1アシストと活躍。鮮烈なデビューを果たした。しかしその後は元フランス代表MFサミル・ナスリの加入などもあり、ポジション争いが激化すると、1日に行われたリーグ第7節のアラベス戦ではベンチ外となった。

 アラベス戦の招集メンバーから外れた清武は、同試合のキックオフ前にブログを更新。「スペインにきて3カ月、今は凄い厳しい立ち位置だと感じる。明日の試合(アラベス戦)はベンチ外になり、もどかしい気持ちと悔しい気持ちしかない」と現在の心境をつづった。

 さらに清武は、「自分が選んだ道。海外に来て、初めて試合に絡めない。どうすればいいのか。練習あるのみだとは思う。海外でやり続けるのは厳しいけど、やり続けなければいけない。日本人ができる、戦える、という事をスペインで示さなければ」と新天地での苦悩を吐露。「たくさん考えれば考えるほど、迷い、考え、少しマイナス思考になる」と苦しい胸の内を明かしたうえで、それでも「スペインで成功したい。きっとチャンスはくる。それを掴む為にやれる事をやろう」と向上心を見せた。

 「いろいろいう前に、くよくよする前に、やろ自分」とブログを締めくくった清武。今後の更なる成長に期待が集まる。

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