ルーカス・シウヴァがトレーニングを再開した(写真は昨季のマルセイユ所属時) [写真]=Getty Images
今年7月に心臓疾患が判明し、現役引退の危機に瀕していると報じられていたレアル・マドリードのブラジル人MFルーカス・シウヴァが、22日にインスタグラムを更新。トレーニングを再開したことを明かした。
L・シウヴァは「勇気を持って、ピッチでのトレーニングに戻ってくることができた。嬉しく思うよ」と綴り、レアル・マドリードのトレーニングウェアを着てボールを蹴る自身の写真を掲載している。
23歳の同選手は今夏の移籍市場でスポルティングへレンタル移籍で加入する見通しとなっていたが、メディカルチェックで心臓疾患が発覚。移籍は不成立となり、現役引退の可能性を報じられた。今月2日付のスペイン紙『アス』は、治療を受けている同選手の状況を「悪夢」と表現し、「復帰の可否については不透明な状況」と伝えていた。
動向に注目が集まる中、トレーニングを再開できる状態まで回復したL・シウヴァ。スペイン紙『マルカ』によれば、引退の危機を乗り越えた同選手は今後、試合に出場できるコンディションを整えたうえで、来年1月の移籍市場で他クラブへレンタル移籍で加入する可能性が高まっている模様。レアル・マドリードにとどまっても出番を得られる可能性は低く、新天地を求めることが有力視されている。
L・シウヴァは昨年1月にクルゼイロからレアル・マドリードに移籍。同年2月14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節のデポルティーボ戦でデビューを果たしたが、同年夏にマルセイユへレンタル移籍で加入した。昨シーズンはリーグ・アン全38試合中22試合に出場。今夏の移籍市場では9クラブが関心を示していると報じられ、スポルティング加入が目前に迫っていた。
By サッカーキング編集部
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