不発に終わったベンゼマ(左)とC・ロナウド(右)。レアルの連勝は16でストップした [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第5節が21日に行われ、レアル・マドリードとビジャレアルが対戦した。
開幕4連勝で首位に立つレアル・マドリードは、昨シーズンから続くリーグ戦連続勝利が「16」に達し、バルセロナの持つリーガ記録に並んだ。新記録が懸かる今節はカリム・ベンゼマ、ギャレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドの“BBC”が今シーズンのリーグ戦で初めて揃って先発に名を連ねた。
序盤から攻勢に出るレアル・マドリードは18分、左からのクロスをファーサイドのベイルが折り返し、ゴール前のベンゼマがヘディングで合わせたが、シュートはGKに阻まれた。
一方のビジャレアルは28分、エリア手前中央でパスを受けたデニス・チェリシェフが右足で狙う。シュートは枠の右を捉えたが、GKキコ・カシージャが好セーブで弾き出した。
試合が動いたのは前半アディショナルタイム1分。エリア手前左からマヌ・トリゲロスがミドルシュートを放つと、エリア内のセルヒオ・ラモスが手でブロック。主審はビジャレアルにPKを与えた。これをブルーノ・ソリアーノがチップキックでゴール中央に決めて、貴重な先制点を奪った。このままビジャレアルの1点リードで前半を終える。
だが、ビハインドを背負って後半を迎えたレアル・マドリードは早い時間に試合を振り出しに戻す。48分、右からのCKにファーサイドのS・ラモスがヘディングで合わせると、ワンバウンドしたボールがGKの手を弾いてネットを揺らした。
追いついたレアル・マドリードは61分、ベイルからのパスでエリア内右に抜け出したダニエル・カルバハルがグラウンダーで折り返すと、ファーサイドにC・ロナウドが走り込んだが、わずかに間に合わずシュートにつなげることはできなかった。
終盤に差し掛かった83分には、右サイドからのクロスに途中出場のアルバロ・モラタがヘディングで合わせたが、枠を捉えたシュートはGKの好セーブに阻まれた。
なおも攻め続けるレアル・マドリードは89分、右からのグラウンダーの折り返しをエリア内のC・ロナウドが右足ダイレクトで合わせる。だが、シュートはGKの正面に飛んだ。
結局試合はこのまま1-1で終了。昨シーズンから続くレアル・マドリードの連勝は16でストップし、リーガ新記録達成はならなかった。
次節、レアル・マドリードは24日に敵地でラス・パルマスと、ビジャレアルは25日にホームでオサスナと対戦する。
【得点者】
0-1 45+1分 ブルーノ・ソリアーノ(PK)(ビジャレアル)
1-1 48分 セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
By サッカーキング編集部
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