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定位置確保へ バルサのS・ロベルト「日を追う毎に右SBが楽しくなっている」

2016.09.08

今季、右サイドバックのレギュラーに抜擢されたバルサのS・ロベルト [写真]=Getty Images

 今シーズン、バルセロナでもスペイン代表でも好調なスタートを切ったMFセルジ・ロベルトが、キャリアの転機となったポジション変更について自身の見解を示した。

 2010年11月に18歳でバルセロナのトップチームデビューを飾ったS・ロベルトだが、選手層の厚い中盤ではなかなか存在感を表せずにいた。しかし、2014年夏に指揮官に就任したルイス・エンリケ監督により、右サイドバックとしても起用されるようになると、本来持つポリバレントな能力が完全に開花し、攻守両面で大幅なレベルアップを果たした。

 そして、ブラジル代表DFダニエウ・アウヴェスがユヴェントスへ移籍した今シーズン、右サイドバックのレギュラーに抜擢されたS・ロベルトは、新しいポジションで戦い抜いて行くとの姿勢を見せた。

「昨シーズンはどのポジションでプレーするのか試合前まで分からなかったが、今シーズンは殆どの試合で右サイドバックとしてプレーしている。このポジションで頑張れば、継続的に出場機会が得られるだろう。自分にとっては最も多くプレーできる場所が最高のポジションだ。僕はセントラル・ミッドフィールダーだが、今は日を追う毎に右サイドバックが楽しくなっている。この新しいポジションで最大限の力を発揮して行きたい」

 S・ロベルトは一方、フレン・ロペテギ新監督により、ビセンテ・デル・ボスケ監督時代のレギュラーであるアトレティコ・マドリードのDFフアンフランに代わりメンバーに選ばれたスペイン代表でも、レアル・マドリードのDFダニエル・カルバハルとの定位置争いに意欲を表した。

「代表ではすべてのポジションに厳しい競争が存在する。ロペテギ監督は僕を右サイドバックとして戦力に含めている。今回はフアンフランのようなハイレベルの選手がメンバーに入らず、ロペテギ監督はカルバハルと僕に賭けた。次の代表戦でも再び招集されて出場できるよう、ハードワークを続けて行きたい」

文=北村敦

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