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バルサ、MSNの代役はアルカセルか…交渉開始もバレンシアは強硬姿勢

2016.08.13

バルセロナが獲得を目指すアルカセル [写真]=Getty Images

 バルセロナバレンシアに所属するスペイン代表FWパコ・アルカセルの獲得へ向けて、交渉をスタートさせたことが明らかになった。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが13日に報じている。

 同紙によると、バルセロナは“MSN”と称されるトリオ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールのバックアッパーとしてアルカセルに白羽の矢を立てた模様。移籍金は3000万ユーロ(約34億円)近くになることが予想され、すでに交渉を開始したという。

 バレンシアのオーナーを務めるピーター・リム氏とレイ・フン・チャン会長は12日にバルセロナ入り。これまでのところ、交渉に際しては強硬姿勢をとっており、アルカセルを簡単に手放すつもりはないようだ。バルセロナ側も交渉成立を急ぐつもりはない模様で、今後じっくりと話し合いを進めていく意向を示しているという。

 現在22歳のアルカセルは、2015-16シーズンのリーガ・エスパニョーラで13ゴールを記録。2014-15シーズンに続いて2季連続となるリーグ戦2桁得点となった。

 今夏、MSNに次ぐストライカーの獲得を目指してきたバルセロナ。スペイン代表FWノリートや、フランス人FWケヴィン・ガメイロに関心を示すも、交渉成立には至らず。補強の実現には至っていなかった。

By サッカーキング編集部

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