ジダン監督(左)はJ・ロドリゲス(右)に対して懐疑的な見解を持っているようだ [写真]=Getty Images
今夏の移籍市場でレアル・マドリードを退団する可能性を報じられているコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。13日付のスペイン紙『アス』は、同選手の去就が依然として不透明であると報じた。
J・ロドリゲスはレアル・マドリード加入2年目の2015-16シーズン、リーガ・エスパニョーラでは26試合出場7ゴールを記録したが、先発出場は17試合。全38試合の半数にも満たなかった。出場機会の減少により、今夏の移籍市場ではレアル・マドリードを退団する可能性を取り沙汰されている。
今回の報道によると、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はJ・ロドリゲスの残留を希望しているものの、ジネディーヌ・ジダン監督は同選手に対して懐疑的な見解を持っているという。同監督は今年1月の就任後、リーガ・エスパニョーラ第31節バルセロナ戦(4月2日)や、3点差をつけての勝利が必要だったチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのヴォルフスブルク戦(4月12日)、準決勝ファーストレグのマンチェスター・C戦(5月4日)、そして決勝のアトレティコ・マドリード戦(5月28日)と、重要な試合でJ・ロドリゲスに出場機会を与えなかった。
レアル・マドリードは17日からカナダのモントリオールでキャンプを始める予定となっている。J・ロドリゲス自身はジダン監督の下でのプレーを望んでいるとも報じられているが、プレシーズン期間にどのような動きがあるか、注目が集まる。
なお、J・ロドリゲスについては、一時は移籍先の有力候補としてパリ・サンジェルマンの名前が挙がっていた。しかし、4日付の大手メディア『ESPN』によれば、ナセル・アル・ケライフィ会長が「それは事実無根だ。誰とも話をしていない」と完全否定。また12日付の大手メディア『CNN』トルコ版は、フェネルバフチェが関心を示していると伝えたが、具体的な内容には踏み込んでいない。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト