FOLLOW US

EU、スペイン7クラブに補助金返納命じる…レアルやバルサらに違法な税優遇

2016.07.05

レアル、バルサら7クラブに補助金返還令(写真はレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ) [写真]=Real Madrid via Getty Images

 EU(欧州連合)は4日、スペインの7クラブに関する声明を発表。レアル・マドリードバルセロナアスレティック・ビルバオオサスナバレンシアエルチェ、エルクレスが自治体から受けた公的支援措置がEU国家援助規則に違反していたことを明らかにした。該当7クラブは違法な優遇を受けていたことになり、“恩恵”分に相当する額の返還を命じられている。

 EUの発表によると、レアル・マドリードバルセロナアスレティック・ビルバオオサスナの4クラブは法人課税に関する条項で違反があった。該当4クラブは有限会社のクラブに適用される税率30パーセントより5パーセント低い、25パーセントのみを課されていた。サッカークラブは通常、有限責任会社として税務上の処理を受けるが、4クラブは非営利団体(社団法人)とされ、20年間に渡って不当に優遇されてきた。各クラブに科される返還額はスペイン当局によって決定される見込みとなっている。

 また、バレンシア州に本拠地を構える3クラブ、バレンシアエルチェ、エルクレスは公的金融機関から銀行融資を受けた際の政府(自治体)保証に違法があった。該当3クラブは有利な条件で融資を得ることができたため、経済的な恩恵を与えられたという。バレンシアは2040万ユーロ(約23億2000万円)、エルチェは370万ユーロ(約4億2000万円)、エルクレスは610万ユーロ(約6億9000万円)の返還を命じられた。

 さらに、レアル・マドリードはマドリード市からの土地譲渡をめぐる取引の中で1840万ユーロ(約20億9000万円)の恩恵を得ていた。同クラブは1998年に自治体からの土地譲渡で合意に至ったが、実際には実行されず。不履行による補償額として2270万ユーロ(約25億8000万円)の支払いを受けたが、実際には430万ユーロ(約4億9000万円)の補償を受ける権利に過ぎなかったという。レアル・マドリードは差額となる1840万ユーロの返還を命じられている。

【PR】ラ・リーガを観るなら
U-NEXTがおすすめ

U-NEXTではラ・リーガの全試合をライブ配信。月額2,189円(税込)に加入すれば追加料金なしで視聴可能! 無料トライアルに登録すれば31日間無料でラ・リーガが楽しめる!

  1. ラ・リーガを視聴するならU-NEXTがお得!
  2. 見放題のエンタメ作品数NO.1を誇るU-NEXTでラ・リーガ&エンタメを堪能!
  3. さらに「SPOTV NOWパック」に加入すればプレミアやセリエAなどの海外リーグも楽しめる!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」で
ラ・リーガが見放題!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

  1. 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
  2. DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!
  3. 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE



LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO