コロンビア代表を準決勝に導いたハメス・ロドリゲス [写真]=LatinContent/Getty Images
コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016で準決勝進出を果たしたコロンビア代表だが、10番でキャプテンを務めるMFハメス・ロドリゲスには一つの悩みがあるようだ。コロンビア『エル・ティエンポ』紙の電子版が報じている。
J・ロドリゲスが所属するレアル・マドリードは、2016-17シーズンのプレシーズンキャンプを7月15日にスタートさせる予定となっている。
仮にコロンビアが決勝に進出した場合、決勝は6月26日に行われるため、移動などを除いてJ・ロドリゲスが完全休養に充てられる期間はわずか16日間。準決勝に敗れて25日の3位決定戦に回ったとしても、18日間しか休養を取ることができない。
スペイン『アス』紙によると、コロンビアのプロ選手連盟とスペインサッカー連盟の間では連続21日以上の休暇を取ることが定められているそうで、今回のJ・ロドリゲスはこの協定を順守できないこととなる。
2015-16シーズン開幕前、J・ロドリゲスはラファエル・ベニテス監督(当時)から早期のチーム合流を求められたが、これを拒否して29日間の休暇を取得。
その結果、21日間の休暇でチームに合流したブラジル代表MFカゼミーロにポジションを奪われる事態となった。
コパ・アメリカでの上位進出は嬉しい出来事だが、選手たちはそれだけ大きな負担を強いられることとなる。