スペイン代表GKカシージャスが最多出場記録を更新した [写真]=Getty Images
10日に開幕するユーロ2016に向けたテストマッチとして、6月1日にザルツブルクで行われた国際親善試合で、韓国代表を6-1で粉砕したスペイン代表。数々の記録を持つ主将のGKイケル・カシージャス(ポルト)が、また新たな金字塔を打ち立てた。
この試合、5-0のリードで迎えた73分までプレーしたカシージャスは、スペイン代表での通算キャップ数を167に伸ばし、元ラトビア代表GKヴィタリス・アスタフィエフス氏と並んでいたヨーロッパの全代表における歴代最多出場記録を更新した。
スペイン代表では、デビューを飾った2000年のユーロ以降、主要国際大会すべてに出場してきた唯一の選手であるカシージャス。ワールドカップとの合計で9度目の出場となる今回のユーロでは、前大会のグループリーグ初戦のイタリア代表戦で失点して以来続いている510分間無失点、代表通算101試合のクリーンシート、同120試合の勝利数など、自身が持つ歴代記録の更新にも期待がかかる。