エスパニョールに完勝し、リーグ連覇に近づいたバルセロナ [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第37節が8日に行われ、バルセロナはエスパニョールに5-0で完勝した。試合後、ルイス・エンリケ監督がインタビューに応え、コメントを同日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
首位に立つバルセロナがホームに14位エスパニョールを迎えたバルセロナ・ダービー。バルセロナは8分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが先制ゴールを奪うと、後半にはウルグアイ代表FWルイス・スアレスが2ゴール、ブラジル代表MFラフィーニャと同代表FWネイマールがそれぞれ1ゴールをマークし、5-0で勝利している。
エンリケ監督は「我々はいい試合をしたと思う。相手に決定機を1つも作らせなかったはずだ」と、試合内容に満足感を示した。
同時刻に開催された試合で首位を争うアトレティコ・マドリードがレバンテに敗れ、優勝争いはバルセロナと、勝ち点1差で追いかけるレアル・マドリードの2チームに絞られた。15日に行われる最終節でグラナダに勝利すれば、バルセロナはリーガ・エスパニョーラ連覇を達成する。
しかしエンリケ監督はアトレティコ・マドリードの敗戦について問われると「気にしていない。自分たちが優勝するということ以外に興味はない」と他クラブの結果に惑わされない姿勢を示した。その上で最終戦に向け「緊迫した戦いになるだろう。なぜなら我々はその1試合に今シーズンのすべてをかけて戦うからね」と気を引き締めている。