17日、ゴルフ場に姿を現したベイル(右) [写真]=Getty Images
20日にリーガ・エスパニョーラ第34節ビジャレアル戦を控えるレアル・マドリード。ジネディーヌ・ジダン監督は19日に前日会見に応じ、ウェールズ代表MFギャレス・ベイルが19名の招集メンバーから外れた理由を話した。19日付のスペイン紙『マルカ』などが報じている。
ジダン監督は「筋肉の後方の部分に違和感があるようだ。筋肉疲労のようなもの」と話したが、ベイルのケガの原因はゴルフだと地元の各メディアが伝えている。ベイルは17日にスペイン・カディスで行われたバルデラマ・オープンの観戦に訪れた。観戦だけでなく、そこでゴルフを楽しみ、36ホールを回ったと雑誌『テン・ゴルフ』が報じていた。
レアル・マドリードは前日の16日にヘタフェ戦を戦ったが、ベイルはそのゲームで1得点を決めて、57分にスペイン人MFルーカス・バスケスと交代していた。オフだったとはいえ、もし報道どおり3日後に次の試合が迫っているのに身体を休めずにゴルフをし、さらにゲームに出場できない負傷の原因になったのであれば問題だ。
ジダン監督は「ゴルフをプレーしたかはわからない。ベイルはゴルフをしていないと、私は思っている」と会見で語った。
リーガは今シーズン残り5試合。7連勝のレアル・マドリードは現在首位バルセロナと勝ち点差1の3位につけ、優勝を狙える位置まで追い上げてきていた。ベイルの負傷がその勢いに水を差すことにならなければいいが、はたしてどうなるのか。
By サッカーキング編集部
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