2016.03.30

ハリルが“クラシコ”を現地解説へ…バルサvsレアル、勝負のカギは「チームの絆」

ハリルホジッチ
“クラシコ”の見どころを語る日本代表のハリルホジッチ監督
サッカー総合情報サイト

 4月2日、リーガ・エスパニョーラ第31節でバルセロナとレアル・マドリードによる“クラシコ“が開催される。現地バルセロナで、試合を中継する『WOWOW』の解説者を務める日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、“伝統の一戦”の見どころを語った。

 5-0の大勝を収めた2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア戦から一夜明けた30日、「昨日はアドレナリンですぐに寝られませんでしたし、頭の中で試合のことを思い出したりした。やっと寝られたのは3時半から4時頃です」と明かしたハリルホジッチ監督だが、疲れもなくリラックスした様子。スペイン行きを前に「レアル・マドリードとバルセロナは世界最高峰の対決であり、現地で解説する機会を与えてくれてワクワクしています。今日から疲れたなんて言えません。楽しくて仕方ないです」と疲れよりも興奮の方が強いという。

 前回の“クラシコ”は、昨年11月21日に行われたリーガ第12節で、バルセロナが敵地で4-0の完勝を収めた。「バルセロナが世界最高のサッカーをしている」と断言したハリルホジッチ監督は、「内容や効率、チームのバランスがとてもいい」とバルセロナの強さを分析。カギはやはり、「サッカー史上最高のトリオと言っても過言ではない」と称するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの“MSN”トリオだという。

「3人の天才がベストを出せば最高の試合が見られる。特筆すべき点はピッチの外でもこの3人が友達であること。エゴのある選手たちとしては珍しいことだと思う。私は彼らのようなスーパースターがこれほどピッチ内外で仲がいいのは今まで見たことがない。お互いをリスペクトしている部分、お互いの連携の高さ、あらゆる意味で最強の3人です」

 一方、レアル・マドリードに関しては、1月から指揮を執るジネディーヌ・ジダン監督も注目だと主張。「レアルはジダン監督が就任してロッカールームの雰囲気がよくなったのと、ピッチ上でもはるかによくなっている。ジダン監督の1つの特徴は全面的に選手を信頼しているところ。自分にも自信をもっている。スター選手のハーモニーをジダン監督が高められるかが見物だ」と解説した。

 しかし、レアル・マドリードが誇る“BBC”トリオ、ウェールズ代表MFギャレス・ベイル、フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの3人については「“BBC”はバルセロナの3人に太刀打ちできるかはわからない」とコメント。「お互いの力を引き出せていない」ことが問題だという。

 “MSN”と“BBC”の連携の差を指摘したハリルホジッチ監督は、“クラシコ”の勝敗を分けるのは「チームの絆」だと主張。「ピッチ内外での選手間の連携やコミュニケーション、団結はレアルの課題ですね。サッカーは必ずしもスタメン11人が仲良くしなければいけないってわけではないが、チームの絆があればパフォーマンスは上がりますね」と話した。

 そのため試合の展望は「ジダン監督も、バルサにどう勝つか手口を探っているようですけど、難しいでしょうね」とバルサ有利の予想。劣勢と見込むレアルについては「宇宙人と言ってもいい“MSN”をどう封じるか。最初から守備を固めようと思ったら負けるでしょうね。できるだけ高い位置までゾーンプレスをかけないといけない。2点、3点を決めないとなかなか勝てないでしょうね」と語った。

 見どころを解説したことで、「カンプ・ノウで生の試合を見られること、およそ10万人が入るスタジアムで試合を見られるのはとても特別」とますます期待感を高めたハリルホジッチ監督。シリア戦の余韻も冷め切らない内に、新たな興奮を求めてさっそくスペインへと飛び立った。

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