トーク番組に出演したアトレティコのコケ(左)とグリエスマン(右) [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードの中盤と前線の要であるスペイン代表MFコケとフランス代表FWアントワーヌ・グリエスマンが、9日に放送されたスペインのテレビ局『Antena 3』のトーク番組に出演し、チームの雰囲気の良さを表すかのような仲睦まじさを見せた。
レアル・マドリードをアウェーで1-0と完封した2月27日の“マドリード・ダービー”では、チームの走行距離で相手を11キロも上回るなど、驚異的なスタミナを誇るアトレティコ・マドリード。両選手は、その背景にはチーム内での厳しい体重管理があることを説明した。
「チームでは毎日必ず体重を量らされる。そして、もし1キロ以上増えていたら、チームの皆の前で懺悔しなければならない。体重が増えるというのは、荷物を積んだリュックを背負うようなものなので、もろに動きに響いてくるからね」
また、それを指示するディエゴ・シメオネ監督について、コケが「監督は1キロ増えただけで怒るから、そうならないようにしなければね」と笑いながら述べると、グリエスマンも「監督は何といってもデブが嫌いだからね」と冗談を放つなど、両選手はピッチさながらのコンビネーションを出した。
一方、この夏開催されるユーロ 2016でスペイン代表とフランス代表が対戦する可能性について、コケが「そうなれば面白いね。できれば決勝で当たりたいね」と返答すると、グリエスマンもすかさず「そしてフランスが勝つ!」と断言。すると、コケがさらに「そんな事をしたら、スペインから追い出しちゃうぞ」と反撃するなど、2人は終始絶妙な掛け合いを披露した。