FOLLOW US

スタメンを固定しないベニテス監督…22試合で21通りの選手起用

ビジャレアル戦に臨んだレアル・マドリード [写真]=Real Madrid via Getty Images

 13日に行われたリーガ・エスパニョーラ15節のレアル・マドリード対ビジャレアル戦開始前、ベンチに座ったレアル・マドリード所属のスペイン代表MFイスコがおどけた調子で自分の左側を見ると、視線の先にはドイツ代表MFトニ・クロースがいた。イスコは何度も手で自分の目をこすり、見ている光景が本当かを確かめると、「クロースがスタメンではなくベンチに座っている」と信じられない表情をして、同選手に冗談を飛ばした。スペイン・テレビ局『クアトロ』のスポーツニュースが伝えた。

 クロースがベンチに座ったことに冗談を飛ばしたイスコだが、ラファエル・ベニテス監督が率いるレアル・マドリードに不動のスタメンは存在しないようだ。スペイン紙『アス』によれば、今シーズン指揮官は22試合で21通りのスタメンを起用している。16人の選手が筋肉の故障で戦線離脱した影響もあるが、ベニテス監督はローテーションも採用しており、全く同じ11人で挑んだ試合はこれまでに2試合(リーガ第2節ベティス戦、第12節バルセロナ戦)しかない。

 22試合でディフェンス陣の組み合わせは14パターンあった。最も多い組み合わせは右からブラジル代表DFダニーロ、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、フランス代表DFラファエル・ヴァラン、ブラジル代表DFマルセロだ。この4人は6試合でスタメン出場している。

 中盤は14パターンあり、最も多かった組み合わせは、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ、クロース、イスコの3人。またはモドリッチ、ブラジル代表MFカゼミーロ、クロース、イスコの4人。もしくはクロース、モドリッチ、ハメス・ロドリゲスの3人だ。この3セットがそれぞれ3試合で先発起用されている。攻撃陣ではフランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表MFギャレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“BBC”が22試合で6度先発起用されている。

 GKはケイロル・ナバスが17試合、キコ・カシージャが5試合に先発している。負傷者も多く、ローテーションをせざる得ない状況のレアル・マドリードだが、スタメンを固定できないことが安定した戦績を残せない要因のひとつなのかもしれない。

 しかし一方で、カルロ・アンチェロッティ監督が率いた昨シーズンのチームはスタメンを固定しすぎたことで、負傷者が出ると途端にチームは機能しなくなった。結果、後半戦に失速して無冠に終わると、ローテーションを採用していれば負傷者は出なかったのではないか、と批判された。いずれにせよ、タイトルを獲得できなければベニテス監督の起用法は批判の対象となるだろう。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

LIVE DATA