悲劇が起きたバレンシアのホームスタジアムであるメスタージャ [写真]=Getty Images
バレンシアは6日、同クラブサポーターの死去に際して、HP上で声明を発表した。
イギリスメディア『BBC』などによると、同サポーターは5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節のバレンシア対バルセロナ戦を観戦していた。同試合は、バレンシアの新監督に就任した元イングランド代表DFフィル・ネビル氏がスタンドから見守る中キックオフ。0-1でバルセロナにリードを許して迎えた86分、スペイン人FWサンティ・ミナがゴールを挙げ、同点に追いついた。
しかし、歓喜に沸く一方で悲劇が起きた。同点ゴールの直後、43歳のバレンシア男性サポーターが失神。救急隊が到着し、人工呼吸などの措置を行ったが、そのまま息を引き取った。
バレンシアは声明文で、「我々クラブは、土曜日の試合でファンの方が亡くなったと知ってとても悲しい。家族と愛すべき故人に深く哀悼の意を表す」とコメントした。