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クラシコで躍動したイニエスタをバルサ指揮官が絶賛「彼は世界遺産」

クラシコでゴールを決めたバルセロナMFイニエスタ [写真]=Getty Images

 現地21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節、全世界が注目する伝統の一戦“クラシコ”は、アウェーのバルセロナが4-0でレアル・マドリードを粉砕した。

 この試合、序盤からボールを支配したバルセロナは、11分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスのゴールで早々と先制すると、39分にブラジル代表FWネイマールが追加点を奪う。迎えた後半も、53分にスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが早々と試合を決定付けるゴールを挙げたバルセロナは、74分にスアレスがこの日2点目となるダメ押しゴールを決めると、チリ代表GKクラウディオ・ブラボの好守もありレアル・マドリードを完封した。


 敵地サンティアゴ・ベルナベウでの圧勝劇に、試合後は選手が揃って歓喜の声を上げたバルセロナ。2点目のアシストに3点目のゴールを挙げるなど、主将として臨んだ初の“クラシコ”で躍動したイニエスタも、チームのパフォーマンスに納得のコメントを残した。

「僕らはあらゆる面でまさに完璧な試合をした。ボールを支配し、優位に立ち続けた。ボールを殆ど失うことなく、相手にわずかしかチャンスを与えなかった。試合前の会見では『自分達らしくあることにしか興味はない』と言ったが、その通りのプレーができた」

 この日は、同じくアウェーでレアル・マドリードを3‐0で完封した2005-06シーズンの“クラシコ”で2ゴールを挙げた元ブラジル代表FWロナウジーニョを彷彿させるかのように、レアル・マドリードのサポーターからスタンディング・オベーションを受けたイニエスタ。ルイス・エンリケ監督も、昨シーズン限りで退団した元スペイン代表MFシャビからキャプテンマークを受け継いだ新主将を絶賛した。

「イニエスタは世界遺産だ。バルセロナだけの財産ではない。明晰な頭脳によるビジョンとチームのレベルを上げるクオリティを併せ持つ唯一無二の選手を、我々は満喫することができている。彼へのスタンディング・オベーションは理解できることだよ」

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