2015.11.21

シャビとカシージャスが去った“クラシコ”、新たな伝統の一戦の幕開け

通算231回目の対戦を迎えるレアル・マドリードとバルセロナ [写真]=Real Madrid via Getty Images
世界最高峰のスペインサッカーリーグ。17−18シーズンもレアル、バルサ、アトレティコによる3強+乾貴士が所属するエイバル戦を中心に毎節最大5試合を生中継!

 ここまで同勝ち点での並走状態が続いていたリーガ・エスパニョーラの2大巨頭だが、前節はバルセロナがホームでビジャレアルに完封勝利(3-0)したのに対し、レアル・マドリードはアウェーでセビージャに逆転負け(2-3)を喫するなど、両者は明暗を分ける形となった。この結果、4連勝を飾ったバルセロナは通算9勝2敗で首位に浮上した一方、今シーズン初黒星を喫したレアル・マドリードは通算7勝3分1敗で2位に転落した。まだ序盤戦とはいえ、レアル・マドリードにとって今回の“クラシコ”は、ホームでの背水の陣となる。

 今シーズンは開幕から相次ぎ故障者を出してきた両チームだが、この試合に先発するか否かが最も注目されている選手と言えば、バルセロナではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、レアル・マドリードではフランス代表FWカリム・ベンゼマとなることは間違いない。とはいえ、メッシの不在をブラジル代表FWネイマールとウルグアイ代表FWルイス・スアレスが見事に埋めているバルセロナよりも、ベンゼマの不在によりポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが得点力を発揮できていないレアル・マドリードの方が、負傷から回復したばかりのストライカーへの依存度は高いだろう。一方、クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチの出場が不透明なバルセロナよりも、コスタリカ代表GKケイロル・ナバスの出場が確定的なレアル・マドリードの方が、全体的な戦力は若干充実している。

 また、両チームはここまでメッシとベンゼマの戦線離脱により複数のシステムを試してきており、バルセロナのルイス・エンリケ監督とレアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督がどのような戦術を採用するのかも試合の流れを大きく左右しそうだ。バルセロナは攻撃の殆どで起点となっているネイマール、レアル・マドリードは絶妙な攻撃参加を見せるブラジル代表DFマルセロと、双方ともに武器である左サイドを生かす展開に持ち込みたい。逆に言うならば、どちらのチームが相手の左サイドからの攻撃を封じられるかが、勝負を分ける重要な要素となるだろう。

 今回の“クラシコ”は、バルセロナは元スペイン代表MFシャビ、レアル・マドリードはスペイン代表GKイケル・カシージャスと、両チームを長きに渡り支えてきた主将が揃って退団してから初の直接対決となる。新たな伝統の一戦の幕開けがどのような決着を見るのか、これまで以上に目が離せないスペイン屈指の名門同士による激突になること必至だ。

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