クラシコ招集外となったナチョ(左)とバルトラ(右) [写真]=Real Madrid via Getty Images, VI Images via Getty Images
21日に行われるレアル・マドリード対バルセロナの“クラシコ”。両チームは20日にこの試合に向けた招集メンバーを発表したが、スペイン代表の2選手が外れた。レアル・マドリードのDFナチョ・フェルナンデスとバルセロナのDFマルク・バルトラだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ナチョは3日に行われたチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦でゴールを奪い、バルトラは13日に行われた親善試合のイングランド戦に先発出場するなど、ともに高いレベルをあることを示していた。
しかし両者は“クラシコ”に出場どころか、招集もされなかった。レアル・マドリードはスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとフランス代表DFラファエル・ヴァランがセンターバックを務め、ポルトガル代表DFペペとブラジル代表DFダニーロがディフェンスのサブとしてベンチに入る。
一方、バルセロナはスペイン代表DFジェラール・ピケとアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノの先発が有力で、フランス代表DFジェレミー・マチューとベルギー代表DFトーマス・ヴェルマーレンの2人がベンチスタートと予想。ナチョとバルトラがベンチに座るスペースはないようだ。また同様に、レアル・マドリードではロシア代表でプレーするMFデニス・チェリシェフ、元スペイン代表DFアルバロ・アルベロアも招集されていない。
バルトラは自身のツイッターで「クラシコでのプレーに意欲があるよ! がんばれ、バルサ!」と20日朝にツイートしていたが、招集外であることがわかるとこのツイートをすぐに削除していた。それだけ彼にとって“クラシコ”に出場できないのは悔しいことなのだろう。スペイン代表に選出されるほどの実力者が招集メンバーにさえ入れない伝統の一戦はどんなゲームになるのか。