2015.10.30

カタルーニャ独立でもリーガ残留か…バルサ前会長「現状維持が最善策」

25日のエイバル戦でカタルーニャの旗を振るバルセロナサポーター [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
サッカー総合情報サイト

 カタルーニャ自治州の独立運動の影響でバルセロナがリーガ・エスパニョーラを追放あるいは離脱する可能性が取り沙汰されているが、同クラブ元会長のジョアン・ラポルタ氏はバルセロナの残留を明言した。大手メディア『ESPN』が29日付で報じた。

 9月27日に行われた州議会選挙で独立派が過半数を獲得し、独立への気運が急激に高まっているカタルーニャ自治州。もし同州の独立が実現すれば、バルセロナはスペインの都市ではなくなるためリーガを脱退する可能性があるとみられている。

 フランスのマニュエル・ヴァルス首相はモナコ公国に本拠地を置くモナコがリーグ・アンに所属していることを引き合いに出しながら、バルセロナをリーグ・アンに歓迎する旨を表明していた。

 この発言に対し、ラポルタ氏は「私はバルセロナが脱退するとは思わない。リーガ・エスパニョーラはバルセロナとレアル・マドリードがいるから面白い。クラシコはリーガにとって極めて価値のある対戦だ。カタルーニャとスペインの合同でイベリア半島リーグという形とし、現状を維持するぐらいの知性は皆持ち合わせているだろう。バルセロナは非常に強いチームだ。リーガはバルセロナがリーグ・アン、セリエA、プレミアリーグのいずれにも所属するのを望まないと思う」と語り、バルセロナがリーガに残留するとの見解を示している。

 また、同氏はアンドラ公国に本拠地を置くFCアンドラを例に取り、「モナコがリーグ・アンに所属しているように、アンドラもリーガに所属している。UEFA(欧州サッカー連盟)やFIFA(国際サッカー連盟)を説得して独立したカタルーニャリーグを作るのも難しくないかもしれない。バルセロナがリーグ・アンや他のリーグに所属することも可能だ。ただクラシコを維持する形でリーガ・エスパニョーラに残留するのが最もよい道だと信じている」と述べた。

 さらに、ラポルタ氏は「実際、この問題は政治的な策略にすぎない。バルセロナは最も重要なスポーツ団体の一つで、カタルーニャ人にとってこれは非常に重要な問題だ。多くのカタルーニャ人はまるでカタルーニャ代表のようにバルセロナを応援している。他方で、このようにバルセロナがリーガを脱退するか残留するかということが話題になるということは個人的に嬉しいよ。それはカタルーニャが独立した地域であることを多くの人が認め出した証拠だからね」と述べ、カタルーニャ自治州にとってのバルセロナの政治的意義を強調している。

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