レアル・マドリードに所属するMFベイル [写真]=Getty Images
負傷により再び離脱となっているレアル・マドリード所属のウェールズ代表MFギャレス・ベイルだが、彼がピッチにいない方がチームは負けないという皮肉なデータが公開されている。21日付のスペイン紙『アス』が報じた。
レアル・マドリードで出場した公式戦98試合で41ゴール35アシストを記録しているベイル。この数字を見る限り、チームに欠かせない存在に見える。
同紙によると、ベイルが2013-14シーズンにレアル・マドリードにやってきてから公式戦29試合に欠場している。ベイルが出場していない29試合で勝利は25試合(86.2パーセント)、引き分けが3試合(10.3パーセント)、敗戦はたった1試合のみ(3.5パーセント)となっている。
一方、出場した公式戦98試合では勝利が70試合(71.4パーセント)、引き分けが13試合(13.3パーセント)、敗戦は15試合(15.3パーセント)であり、確率だけで見るとベイルがピッチ内にいる試合の方が負けることが多いというデータとなった。
しかしながら、ベイルが出場して敗戦した試合の対戦相手を見ると、全15試合のうちバルセロナ戦とアトレティコ・マドリード戦が8試合も含まれている。これを考慮すると、必ずしもベイルがいない方が、ということにはならないだろう。