エスパニョールでプレーするアセンシオ [写真]=Getty Images
今シーズン、レアル・マドリードからエスパニョールにローン移籍したMFマルコ・アセンシオが、24日の練習後に行われた会見で、新天地での現況についてコメントを残した。
夏の移籍市場終盤の8月末にエスパニョールに加入したアセンシオは、今月19日に行われた第4節のレアル・ソシエダ戦でスタメンに抜擢されトップリーグのデビューを飾ると、22日に行われた第5節のバレンシア戦でも先発出場。そのうえ、いずれの試合でもゴールを演出し、チームの連勝に貢献した。
この活躍を前に、早くもレアル・マドリードへの復帰が取り沙汰されているアセンシオだが、今はエスパニョールでのプレーに専念するとの姿勢を貫いた。
「レアル・マドリードに戻るかどうか検討するのは時期尚早だ。それはシーズン終盤になって見えてくることだ。今はしっかりと練習を積み、良いプレーをすることだけを考えているので、外野が言っていることには耳を傾けないようにしている。幸いにも、ここでは何のプレッシャーも感じていないので、静かに過ごすことができているよ。これほどまで順調なスタートが切れるとは想像していなかったが、エスパニョールで良い仕事ができることを期待していた」
若干19歳ながらすでにU-21スペイン代表でプレーしているアセンシオはまた、自身のポジションについて見解を示した。
「自分が最もやりやすいのは今プレーしているトップ下だけれども、サイドでのプレーも問題はない。とはいえ、これは監督が判断するべきテーマだ。エスパニョールでは、しかるべき時間帯に違いを作り出すプレーをするという、責任ある仕事を任せて貰っている」