ベティスでプレーするファン・デル・ファールト [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節、ホームでデポルティーボ・ラ・コルーニャと対戦したベティスが二重のショックを受けた。ベティスはこの試合、一時は同点に追い付きながらも1-2で競り負けたうえ、オランダ代表MFファン・デル・ファールトがデビュー戦で負傷してしまった。
昨シーズンをもってハンブルガーSVとの契約を満了し、今シーズンからベティスに加わったファン・デル・ファールト。8月上旬に負った右足首の故障から回復し、第3節のレアル・ソシエダ戦および第4節のバレンシア戦ではベンチ入りを果たしたものの出場機会は無かった。
そして迎えたデポルティーボ戦、待望のスタメン入りを果たしたファン・デル・ファールトだが、後半開始直後にチームメートのFWルベン・カストロと激突して転倒。それほど酷い衝撃には見えなかったものの、苦悶の表情で右足太ももを押さえると、そのままピッチを後にした。
ようやく新天地でデビューを果たしたものの再び故障するアクシデントに見舞われたファン・デル・ファールトだが、ペペ・メル監督は試合後の会見で「チームメートと同様の状態まで回復したのでプレーさせたが、筋肉系の問題が発生してしまった」と説明しており、一両日中に行われる精密検査の結果に注目が集まる。