カタルーニャの旗を掲げるバルセロナサポーター [写真]=Mark Leech/Getty Images
スペイン北東部カタルーニャ州議会の総選挙が27日に行われる。それに先立ち、カタルーニャサッカー協会(FCF)が「カタルーニャ・プロフェッシナル・フットボールリーグ」の商標登録を申請したと、スペイン紙『マルカ』が伝えた。
総選挙で独立派が多数となった場合、カタルーニャ独立への第一歩となる可能性がある。その目標が実現した時に備えて、カタルーニャのサッカー界がぬかりなく準備に動いている。しかし、FCFの商標登録申請を受けて、スペインプロリーグ機構(LFP)が即座に名称に類似性があると不服を申し立て、手続きの遅延を計ろうとしている。
独立派のアルトゥール・マス州政府首相や候補者の選挙結果が明らかになるより前に、LFPの言い分が通るか、FCFが商標登録と権利を勝ち取れるかが判明する。いずれにせよ、今回の商標登録はカタルーニャのスポーツ界において現実的なオプションというよりは、商業ベースの動きと捉えられている。