チェルシーに所属するスペイン代表のD・コスタ [写真]=Getty Images
今週および来週に行われるユーロ2016予選で、現地5日にホームでスロバキア代表と、8日にアウェーでマケドニア代表とそれぞれ対戦するスペイン代表。チームの得点源として復調が期待されているチェルシー所属のFWジエゴ・コスタが、2連戦に向けた抱負を述べた。
生まれ故郷のブラジルではなく、選手として成長したスペインの代表入りを選択したものの、昨年夏のブラジル・ワールドカップでは不発に終わるなど、ここまで7試合で1得点に止まっているD・コスタは、自身が何よりも求めているゴールを熱望した。
「ストライカーは常にゴールを必要としている。それゆえ、今の自分に足りないのはゴールだと思っている。ゴールを決めれば自信が増し、全てが良い方向に進んでいくものだ」
現在、グループCで5勝1敗の2位に甘んじているスペイン代表にとって、6戦全勝のスロバキア代表との直接対決を含む今回の2試合は、自力での首位奪回に向けた最後のチャンスとも言える。D・コスタは、チームにとって極めて重要な意味を持つ2連戦での奮起を誓った。
「僕はここではまだ何もできていない。自分に信頼を寄せてくれている人々への借りを感じ続けており、何とか返さなければと思っている。それが不安に繋がっているかもしれないが、だからこそ良い試合を続けることが重要だ」
D・コスタはさらに、スペイン代表で活躍する準備が整ったとの手応えを掴んでいるとの自信を見せた。
「フィジカル面の状態もチームメイトの理解も日増しに向上している。代表のプレースタイルは僕がこれまでプレーしてきたチームのものとは異なるけれども、サポートしてくれる素晴らしい選手が揃っているので問題はない。自分はもっとチームに貢献できると確信しているので、ここから良い流れが始まってくれることを期待している」