ヴォレレンガ戦に出場したウーデゴーア [写真]=Real Madrid via Getty Images
プレシーズンマッチが9日にノルウェーのオスロで行われ、レアル・マドリードとヴォレレンガが対戦した。
ノルウェーの首都オスロで行われたこの試合は、今年1月にレアル・マドリードに加入したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアの凱旋試合となった。出場を明言していたラファエル・ベニテス監督の言葉通り、ウーデゴーアは左MFで先発出場。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは負傷により欠場したが、トップ下にはウェールズ代表MFガレス・ベイルが、CFにはFWヘセ・ロドリゲスが入った。
この試合で最初にチャンスを作ったのはレアル・マドリード。7分、左サイドを突破したマルセロがマイナスの折り返しを送ると、中央に走り込んだハメス・ロドリゲスがダイレクトで合わせたが、ボールは枠の右に外れてしまった。
一方のヴォレレンガは20分にペナルティエリア手前左でFKを獲得すると、メルケル・ハルベリが右足で直接狙ったが、ボールはわずかに枠の上に外れた。
44分には左サイドを突破したベイルがグラウンダーのクロスを送り、相手DFのクリアミスを拾ったヘセが右足でシュートを放ったが、ここもポストの右に外れてしまい、得点を奪えない。レアル・マドリードが終始攻め込みながらも、0-0で前半終了を迎えた。
レアル・マドリードは後半からハメス・ロドリゲスやルカ・モドリッチらを下げ、トニ・クロースやダニエル・カルバハルらを投入した。ウーデゴーアも47分にルーカス・バスケスと交代し、ピッチを後にした。
後半もレアル・マドリードがペースを握り、65分には右サイドからのクロスをベイルが合わせてゴールに迫る場面もあったが、結局ヴォレレンガのゴールを割ることはできず、試合は0-0のスコアレスドローで終わった。レアル・マドリードはバイエルン戦から2戦連続で無得点となった。
レアル・マドリードは24日のリーガ・エスパニョーラ開幕戦でスポルティング・ヒホンと対戦する。
【スコア】
ヴォレレンガ 0-0 レアル・マドリード