ICCを戦ったレアル・マドリード [写真]=Getty Images
上海で行われたミランとの試合にPK戦で勝利したレアル・マドリード。
この試合をもって、レアル・マドリードのインターナショナル・チャンピオンズ・カップ2015の全日程が終了し、オーストラリアラウンドと中国ラウンドを合わせて3勝1敗となった。
興行的な意味合いはもちろんだが、シーズン開幕前のこの時期にマンチェスター・Cやローマといった強豪チームと対戦するのは、選手たちにとっても刺激になり良いことだろう。
レアル・マドリードはこの後、トッテナムやバイエルンなどが参加するアウディ・カップに出場し、ノルウェーでヴァレレンガと対戦。そして23日、アウェーでラージョ・バジェカーノとのリーガ開幕戦を迎える。
そんなレアル・マドリードだが、ここまでのプレシーズンツアーではちょっと不思議な出来事が起きているらしい。
インターナショナル・チャンピオンズ・カップでの結果を見てみよう。
レアル・マドリード 0-0 ローマ(PK:6-7)
得点者:なし
レアル・マドリード 4-1 マンチェスター・C
得点者:カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド、ペペ、デニス・チェリシェフ
レアル・マドリード 3-0 インテル
得点者:ヘセ、ラファエル・ヴァラン、ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリード 0-0 ミラン(PK:10-9)
得点者:なし
上述した通り、PK戦を含み3勝1敗。その事実にもちろん変わりはないのだが、何かお気付きになることはないだろうか?
実はレアル・マドリード、今年のプレシーズンツアーで4試合を消化し7得点を奪っているのだが、その得点者が全てバラバラであるのだ。
得点源となるC・ロナウドやベンゼマもこれまで奪ったゴールは1点ずつであり、逆にペペやヴァランといったディフェンダーもそれぞれ1点ずつをあげている。
テストマッチということで交代枠を多く使えるという要素もあるのだろうが、C・ロナウドやベンゼマがまだ1点のみなのはちょっと意外な感じ。
この後はトッテナムといった難敵との対戦を控えているだけに、もしスコアラーが全員別々のままプレシーズンを終えれば、それはそれでおもしろい記録となりそうだ。
(記事提供:Qoly)