2015.06.19

レアルに追い風か…新加入の大物たちを活躍させてきたベニテス新監督

トーレス ベニテス
リヴァプール時代にトーレス(左)らを獲得したベニテス監督(右) [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 ラファエル・ベニテス監督は2015-2016シーズンからレアル・マドリードを指揮する。しかし、同監督はレアル・マドリードでは、かつて率いたリヴァプールやチェルシーのように自分の決断で選手を獲得することができない。これは同クラブの監督がGMの役割も兼任しないためで、バレンシアやナポリを指揮した時と同じように移籍における権限は大きくない。

 スペイン紙『マルカ』によると、ベニテス監督はこれまでの監督としてのキャリア13シーズンで5チームを指揮し、107人の新加入選手を迎えてきたという。そのうち、大物と呼べるような選手は決して多くはなかったが、その少数のスター選手たちは見事な活躍を見せてきたという。

 これまで最も成功した補強の一人は、リヴァプール在籍時代の04-05シーズンに入団した元スペイン代表MFシャビ・アロンソだ。X・アロンソはレアル・ソシエダから1500万ユーロ(約20億1000万円)で獲得し、チャンピオンズリーグ制覇などタイトル獲得に貢献。そして2009年に3000万ユーロ(約40億5000万円)でレアル・マドリードに売却した。

 そしてもう一人は、スペイン人FWフェルナンド・トーレス(現アトレティコ・マドリード)。リヴァプールは、2007年にアトレティコ・マドリードから3600万ユーロ(約60億8000万円)でトーレスを獲得し、同選手はゴールを量産。そのパフォーマンスにより、2011年に6000万ユーロ(約76億8000万円)でチェルシーへ売却することになった。

 リヴァプール時代には他にも元オランダ代表FWディルク・カイト(現フェイエノールト)、元スペイン代表DFアルバロ・アルベロア(現レアル・マドリード)、GKペペ・レイナ(現バイエルン)、ハビエル・マスチェラーノ(現バルセロナ)と名が知れたスターを次々と獲得。リヴァプールでのプレーにより、さらに市場価値を上げて売却することが出来た。

 一方でバレンシア、チェルシー、インテルでは名が知れたスター選手を獲得していない。13-14シーズンから率いたナポリではレアル・マドリードからアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン、スペイン代表DFラウール・アルビオル、そしてスペイン人FWホセ・カジェホンを獲得し、その全てが即戦力として活躍した。

 ベニテス監督はスター選手を獲得する機会はこれまで少なかったが、スターを獲得すれば、彼の下では必ず素晴らしいパフォーマンスを示している。スター選手しかやってこないレアル・マドリードにとっては心強い実績となるだろう。

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