ベニテス監督の目の前で活躍を披露したベイル [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのラファエル・ベニテス新監督がウェールズの首都カーディフに移動し、12日に行われたユーロ2016予選グループB第6節のウェールズ対ベルギー戦を生観戦した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
ベニテス氏がレアル・マドリードの監督として初めて視察した選手はウェールズ代表MFガレス・ベイルだった。同クラブのスター選手をその目でチェックしている。
試合前にはウェールズ代表が宿泊するホテルを訪れ、同選手と言葉も交わし、試合での幸運を祈っていることを伝えていた。そしてベイルは新監督の前で決勝点を奪うなど勝利に貢献する活躍をした。
ベニテス監督はベイルの能力を高く評価しているようで、右サイドではなく、最も得意とする左サイドに配置しようと考えている。ベイル自身も左サイドからの仕掛けを得意としており、そのアイデアを気に入るだろう。
指揮官は来るべきシーズンで、選手の配置転換を考えている。ワントップにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを置き、左サイドにベイル、トップ下にフランス代表FWカリム・ベンゼマ、そして右サイドにコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを並べるというアイデアを温めているようだ。