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スペイン代表のデル・ボスケ監督「ピケへのブーイングは不快だ」

ブーイングを浴びたスペイン代表DFピケ [写真]=Getty Images

 11日にホームで行われた国際親善試合でコスタリカ代表を2-1で下し、14日にアウェーで行われるEURO(欧州選手権)予選第6節のベラルーシ代表との一戦に臨むスペイン代表。今回の招集で話題となっているのがバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケに対するサポーターからのブーイングだ。

 事の発端となったのは、バルセロナが7日に本拠地カンプ・ノウで行った今シーズンの3冠を祝うセレモニーで、ピケがクラブのメンバーやファンへの感謝を述べた際に「ありがとう、ケビン・ロルダン。全ては君と共に始まった」とコメントしたことだ。

 ケビン・ロルダンは、2月7日に催されたレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの誕生パーティーに出席し、どんちゃん騒ぎの様子をSNSで明かしたコロンビア人歌手。この日はアトレティコ・マドリードとのダービーに0-4で大敗してからわずか2日後だったため、C・ロナウドは強い非難を受け、レアル・マドリードもその後の急失速により宿敵バルセロナに逆転優勝を許す結果となった。

 そして、この出来事を揶揄するピケのスピーチに、レアル・マドリードのファンが憤りを感じていることは想像に難くない。実際、今回のスペイン代表の招集は、事前合宿が行われたマドリードも前日練習ならびにコスタリカ代表戦が行われたレオンも、レアル・マドリードのファンが多数を占める地域とあり、ピケには連日のように罵詈雑言が浴びせられている。

 とはいえ渦中のピケは、「あれはセレモニーでの単なるジョークだ。もう一度同じ場に立ってもまた言うだろうね。個人的には最高に楽しかったよ」とどこ吹く風のようで、一部サポーターからのブーイングも問題視しなかった。

「人々は自分の感じたことを自由に表現することができる。僕は自分の仕事に集中するだけだ。このテーマについてはあまり考えてはいないし、今直面していることには正直言って影響など受けてはいない。バルセロナでは3冠を達成できて本当に幸せだし、スペイン代表では自分の家にいるような居心地の良さを感じている」

 一方、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、「選手にブーイングをすることは、チームにブーイングすることを意味する」と苦言を呈しながらも、全体的な影響は殆どないことを強調した。

「ピケへのブーイングは不快だ。彼はユースの頃からスペイン代表を助けてきてくれた選手だ。とはいえ、この一件はそこまで重要ではない。大切なのはチームが一致団結することだ。また、彼は知的な選手なので、パフォーマンスが落ちたりすることはないだろう」

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