昨年11月に代表の親善試合で対戦したC・ロナウド(左)とメッシ(右) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、自身最大のライバルと見なされているレアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、イギリス誌『ショートリスト』のインタビューで語った。
スペインの2大クラブ、バルセロナとレアル・マドリードでそれぞれエースとして活躍するメッシとC・ロナウド。今シーズンのリーガ・エスパニョーラでも、ともに40ゴール以上を獲得し熾烈な得点王争いを繰り広げるなど、両選手はつねにライバル関係と見なされている。
メッシは、C・ロナウドとの関係を問われると、「ライバル意識なんてないよ。それはメディアがでっち上げたものだ。僕らはただクラブのために良いプレーがしたいだけだ。メッシ対C・ロナウドでは決してないよ」と断言。ライバル関係はメディアが作り上げたもとコメントした。
さらに、現在27歳のメッシは、2004年10月にトップデビューを果たし、これまで24のタイトルを掲げてきたバルセロナについても語っている。
同選手は、バルセロナへの移籍前に母国のアルゼンチンでプレーしたかったかと聞かれると、「バルセロナは僕に全てをくれたクラブだ。誰も興味のない中、彼らは僕にチャンスをくれたんだ。僕は他のクラブのためにプレーしたいと願ったことは1度もないよ。彼らが僕を望む限り、僕はここでプレーするよ」と、バルサ愛を語り、それを否定した。
また、イングランドサッカーについて話題が移ると、なぜイングランドにはワールドクラスの選手が生まれないのかとの問にメッシは、「それが事実だとは思わないね。ウェイン・ルーニーのようにテクニックの能力がある選手がいる。彼はヨーロッパでもとても良い選手の1人だよ」と返答。さらに、リーガで成功すると思うイングランド人選手を聞かれると、「さっきも言ったように、ルーニーは特別なクオリティーを持っている。テクニックだけではなく、ハードワークでチームに貢献している。マンチェスター・Uが彼を手放すとは絶対に思わないけどね」とコメントしている。