24日、リーガ最終節に出場したシャビ [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、今シーズン限りでバルセロナを退団する元スペイン代表MFシャビについて言及している。23日付のスペイン紙『スポルト』が伝えた。
同選手は21日に行われた公式会見で退団を発表。シーズン終了後にカタールのアル・サッドへ移籍することが決定している。
シャビがバルセロナのトップチームでデビューを飾った1998年、モウリーニョ監督は同チームの助監督を務めていた。同監督は、「なぜか分からないが、当時のシャビはいつも私のことを知らないかのように振舞っていた」と、シャビとの苦い思い出を口にした。
一方で、「シャビは素晴らしい選手で、ここ10年の逸材だ。バロンドールを獲得しなかったのは残念だが、彼が獲得してもおかしくなかった」と、称賛もしている。
モウリーニョ監督は2010年からの3シーズン、バルセロナのライバルであるレアル・マドリードも指揮している。指導者として、また宿敵として、同選手と関わってきた。